そういえばさ
僕がさみんなとおなじ位の年の頃にね
個人経営のカラオケ店でバイトをしてたのよ。
面接通って3日目
僕はたった一人の早番オープンを任された訳
鍵渡されていきなりだぜ？
…どれだけ人がいないんだよ(ﾟｰÅ)
まさに！
流行悟大賞から見事に漏れたバーダックプレイだよ
店長に聞いてメモした手順を確認しながら
本社に電話して店をオープンさせて間も無く…
30代ぐらいのカップルが、ラブホと間違えたのか寄りそうようにして入店してきたので
当店で一番狭苦しい部屋に閉じ込めてやったぞ
｡ﾟ(ﾟ^Д^ﾟ)ﾟ｡ｷﾞｬﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼
すかさず調理場でファーストドリンクを作って持っていくと
彼氏
『あ、お兄ちゃん！カツ丼とからあげも頂戴』
（そ、そんなもん作れる訳がないだろう、オレが作るよりも彼女に作ってもらえよ）
超ヨウヘイ
『すいません カツ丼は、現在品切れなんです…』
（から揚げの方はフライヤーにガスが点火できない日は勿論品切れだ）
彼氏
『そうなの？じゃあ、きのことナスのオムライスで』
超ヨウヘイ
『ごめんなさい、そちらも現在切らしていて…』
（きのこなんてどこしまってあるのかわからんよ(ﾟｰÅ)）
彼氏
『え？まだここって開店して20分も経ってないだろ？』
『申し訳御座いません。実はですね、材料がまだ届いてないんですよ…』
彼女
『じゃ、何ならあるの？』
超ヨウヘイ
『え～と、ミックスナッツの盛り合わせ、それとお菓子の盛り合わせが只今人気です。』
彼女
『お菓子しか無いじゃん。じゃお菓子の盛り合わせで』
超ヨウヘイ
『はい、からあげとお菓子の盛り合わせをお一つずつですね…』
（これならオレだって作れるぜ、だって袋からお菓子出して皿に盛るだけだからな）
｡ﾟ(ﾟ^Д^ﾟ)ﾟ｡ｷﾞｬﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼
彼氏
『あとそれと、お酒、ウォッカライムも頼んどこうか』
『わたし、ブラックルシアン』
・・・・・・・・・・
超ヨウヘイ
『只今ブラックルシアンの方はですね、この時期、メニュー入れ替えの関係上、現在は無いのですよ。メニュー表更新して無くてすみません。ウォッカライムをお持ちしますが…』
超ヨウヘイ
『あっ女性の方ですとカルアミルクなど人気でよく出ますが…』
（もうオレが飲み物勝手に決めるしかねーわ）
彼女
『うんじゃいいよ…。カルアミルクで』
ホッ………(ﾟｰÅ)
ブラックルシアンを即興で当店の季節物に仕立てあげては見たものの…一体どうやって作るんだっけ？
超ヨウヘイ
『只今ブラックルシアンの方はですね、この時期、メニュー入れ替えの関係上、現在は無いのですよ。メニュー表更新して無くてすみません。ウォッカライムをお持ちしますが…』
超ヨウヘイ
『あっ女性の方ですとカルアミルクなど人気でよく出ますが…』
（もうオレが飲み物勝手に決めるしかねーわ）
彼女
『うんじゃいいよ…。カルアミルクで』
ホッ………(ﾟｰÅ)
ブラックルシアンを即興で当店の季節物に仕立てあげては見たものの…一体どうやって作るんだっけ？
一息付いたし携帯で検索するしかない！
どれどれ(・∀・)
ブラックルシアンはえ～とウォッカの原液とカルーアの原液…
品切れどころか…
ウォッカライムでウォッカが使われ…カルアミルクでカルーアが使われとる！！！
思いっきり品切れてない事を自分で証明しちまったわ｡ﾟ(ﾟ^Д^ﾟ)ﾟ｡ｷﾞｬﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼
で、でも…
ま…まぁ…さ
彼氏からウォッカライムを少し貰えば、彼女の胃の中でブラックルシアンが出来上がるじゃんよ？(・∀・)
おっ！！！
まさかのハッピーエンド！？
と、ブラックルシアンを飲む度に思い出すのであった。
｡ﾟ(ﾟ^Д^ﾟ)ﾟ｡ｷﾞｬﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼
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